三峡ダムが決壊の危機
やっとこ日本の報道機関でも報道し始めましたが、中国の湖北省の西部にある宜昌市と言う所にある、世界でも屈指の大型のダムの三峡ダムが決壊の危機を迎えている様です。
と言うのも、今日本では梅雨の時期で雨が降る日も多い日々が続いて居ますが、実は中国ではその梅雨をもたらす梅雨前線の活動が日本の比では無い程活発で、世界の3大大河の一つと言われる長江流域で洪水が発生しているのです。
特に三峡ダム上流の重慶と、ダムの下流に位置する宜昌では深刻な状況で、宜昌は今はほぼ水没してしまっている状況だと言われています。
現在(この記事を書いた時点)は、26の省で大規模な洪水が発生して全域が水没してしまっている状況だそうで、被災している人も1300万人以上とも言われている様です。
こう言った状況がもう少し詳細に海外に流れてくれば海外からも何らかの支援が届くと思うのですが、何故か中国当局は洪水の状況の動画や写真をSNSなどに公開した人を逮捕する!と言っていて、それを恐れて多くの人がこの現状の中苦しんでいると思われます。
因みに、三峡ダムが決壊するとその水量や水圧等々が長江に流れ込んで、流域の町や村や都市はもちろんの事、下流の上海でも大打撃を被ると言う予測がされています。
また、宜昌の下流にはかの武漢もあるので、武漢にも当然ながらかなりの被害が出ると思われます。 一番恐ろしいのが、三峡ダムが決壊して長江流域で大規模洪水が発生した場合の被災者は6億人にも達し、死者も恐ろしい数の人数が出ると言う予測がされているので、出来れは三峡ダムにはギリギリの所まで踏ん張っていて欲しい所です。
参考サイト https://news.nifty.com/topics/12241/200629417406/
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